研究開発

コア技術

羽根車
空気軸受
PMSM
電子制御

羽根車

羽根車は、高速度での回転中に圧縮した空気を造り出すキー要素で、航空機分野に於ける軸流／遠心圧縮機の総合効率上昇を目指した10年以上の開発経験を基にして、設計されたものです。


羽根車	羽根車の静圧分布	振動解析

製造方法		高速ターボ機械の羽根車材として最適とされる、鍛造アルミニューム合金を、5 軸CNC旋盤で機械加工しており、羽根車の大きさに拘らず、交差1/1,000mmで切削されるため、非常に正確な形状が得られ、これが高効率羽根車を実現しています。羽根車と渦巻ケーシングには、硬質酸化被膜コーテイング処理を施し、腐食に対する耐久性を高めています。
比速度と効率	比速度とは、要求される圧力と風量下に於ける羽根車設計に於いて、最高効率が得られる回転数を決定する際の、判断基準となるものです。ニューロス社は、航空宇宙技術の開発中に蓄積された経験を基にした最適の比速度を採用し、羽根車の最高性能を得ています。

空気軸受

空気軸受は正に非接触軸受であり、回転中の軸や円盤と金属フォイルで囲まれる空間内に、粘性流体と金属フォイル間の流体力学的相互作用に依り、空気膜が自動的に生成されます。

原理

流体力学的圧力の発生
ロータ軸の回転速度が上昇すると、軸と軸受内面間に薄い空気膜が発生し、クッションとなる。

バンプタイプ	リーフタイプ
トップフォイル+ バンプフォイル	複数パッド軸受

構成

• 2個のバンプタイプジャーナル軸受 + 2個のスラスト軸受
• ジャーナル軸受：軸重量、アンバランス負荷、不安定性　→ 動作性
• スラスト軸受：軸方向荷重、頂隙コントロール、動力損失　→　性能

スラスト軸受	ジャーナル軸受

特徴

ニューロス空気軸受は、既に此れまでACM／ECS用の航空機エンジンに採用されている、実証された最先端技術です。非接触軸受は、従来型軸受けとは大いに異なって潤滑ユニットを必要とせず、100%無潤滑運転を達成しています。又、構造が非常に簡単で有る事から、高い耐久性と保守の容易性を備えており、更に加えて、従来型ブロワに比べ、特殊な基礎無しに1/5以下の低振動性を備え、騒音レベルは 85 dB(A)です。

Сравнение с другими подшипниками

軸受	転がり軸受	空気軸受	滑り軸受
優位点	• 小型 • 低損失 • 高負荷	• 高速 • 簡単構造 • 100%無潤滑 • 低損失	• 長寿命 • 低振動 • 流体力学的
不便性	• 騒音大 • 短寿命 • DN制限有り	• 低負荷 • 要コーテイング • 小ロータ	• 複雑構造 • 高損失 • DN制限有り
用途	• 空気エンンジ • 小型機械	• ACM • 小型機械	• 産業用機械
イメージ

永久磁石同期電動機（PMSM）

独自開発の永久磁石同期電動機(PMSM)は、高速運転に対する適切な解であり、95%以上のモータ効率を有し、電流損失も低いです。
又、ニューロス社は、電動機軸に羽根車を直接連結させる事に依り、軽量化と、機械損失のほぼゼロ化を実現しています。

仕様

• 動力：30 ~ 300 hp
• ロータ速度: 10,000 ~ 100,000 rpm
• 効率: 95% ~
• 力率: 90 ~ 95
• 極数：2 極
• 絶縁等級：H 種
• 冷却方式：空冷
• 運転：連続

開発されたモータ

ロータ組立品

モータステータ

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