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品質試験


性能試験
各コアユニットは、性能試験規格に従って、ニューロス社の先進試験装置でテストされます。

ターボ機械の設計、製造、及びサービスは、毎年、ISO 9001 と ISO14001 に従って証明されます。性能試験の手順は、ASME, ISO, 並びにAPI 国際規格に準拠して、実施されます。

試験中、各ブロワは使用点に応じた最大設計負荷で、3~10 時間運転されます。試験手順は、数十年間に数千台のターボブロワをテストする間に開発されたものであり、下記の目的を満たすものです。

• 品質承認の為に、全仕様運転領域のデータを得る。
• 種々なエレメント技術を用いた、自動省エネプログラムの為のデータを得る。
• 圧縮機設計プログラムの為の、明確な統計的データを得る。
• 顧客用性能データ書類、及びグラフにしての運転領域プレゼン資料を得る。

試験は、経験を積んだエンジニアと試験装置に精通した職長が共働して、国際規格に準じて実施されます。最終試験工程は、顧客自身、又は第三者機関(即ち独立/中立検査会社)に依る立会いを受けます。

• ISO 5389:2005, PTC 10-1997 に準拠。
過速度スピンテスト

過速度スピンテストの目的

1. 過速度スピンテスト
羽根車やタービン翼車、及びファン等の様な、高速度で回転する部品は、設計寿命以内であっても、その材料欠陥や遠心力に依る高い応力レベルに依り、急に破壊する事が有ります。過速度スピンテストは、回転部品の完全性を保証するための、非常に有効な品質保証的方法です。最終検査段階として、材料中の危険な潜在危険微細欠陥だけでは無く、材料の不適切な適応、熱処理過程の欠落、並びに金属組織の局所的脆弱性を発見する事が出来ます。 過速度スピンテストは、安全性に於いて高品質レベルを要求される、この様な製品に対しては必要不可欠な試験です。ニューロス羽根車の構造的無欠陥性は、120%過速度スピンテストにて、立証されています。

2. LCF試験
本試験は、周期的な負荷を受ける回転部品の、寿命期間を制御したり、保証したりする為に必要です。周期的運転条件は、スピンテスタに依りシミュレートされます。

3. 破壊試験
本試験では、回転部品が破棄するまで回転数を上げ、実破壊点と安全率を計測します。通常、この試験は、研究開発段階において実施され、特に破壊が不動産の重大な損失につながる場合や、人に対して重大なダメージを与える様な製品には、必要不可欠なものと成ります。

4. 強度の向上
最終機械加工前に回転部品を、回転部(通常はロータ内径部)の応力レベルが降伏点に達するまで高速で回転させます。こうする事に依り、部品強度を上げる事が出来ます。

手順



振動試験

モード試験

• 固有振動数とモード形状
• センサ:加速度計、レーザ及びストロボスコープ

疲労試験

• 構造物高サイクル疲労試験(HCF)
• 例:翼と羽根の耐久限界
振動疲労試験

振動解析


振動環境試験

• 振動やショックの様な、実際の動的な環境シミュレーション。
• 車、車両、航空機、及び船舶用構成品

振動試験


励振器

型式 5500LS(TIRA)
タイプ 電磁気
定格力 4,000 / 4,000 / 8,000 N (正弦、ランダム、ショック)
周波数域 2~3,000 Hz
振幅(p-p) 50.8 mm
最高速度 1.7 / 1.7 / 2.0 m/s (正弦、ランダム、ショック)
最大加速度 54 g
最大試験負荷 100 kg
懸架剛性 50 N/mm


バランシング

バランシング試験の必要性

一般に、幾何学的中心(図心)は、実際の場合に於いて、回転物の重心とは一致しません。これは、如何に精密に製作されたとしても、機械加工公差、並びに材質の不均一性により、避けられません。それ故、新作されたばかりのロータは、相当レベルのアンバランス力を持っており、此れは、回転機械には共通の振動源であって、その強度は回転数の自乗に比例します。然しながら大きなアンバランス力は、ロータ-軸受系の動的安定性を悪化させ、軸受支持寿命低下を招き、異常騒音/振動を発生させますので、バランシング試験に依り、予め設定した値以下に抑制する必要が有ります。バランシング試験とは、ロータの幾何学的中心位置と、重心位置の差異を修正する作業です。

幾何学的中心位置と、重心位置(点)の差

質量の不釣合による振動


設備

軟軸受型

• 型式: BT 25/50 ベンチバランサ
• メーカ : HEINS BALANCING SYSTEMS, INC(USA)
• 2003年購入
• ロータ重量
• 小型レンジ
• 中型レンジ
• 最長ロータ長さ
• 最大ロータ径
• バランシング精度:0.4 級(ISO 1940)

ТИП ЖЕСТКОЙ ОПОРЫ

• 型式
• メーカ
• 2008年購入
• ロータ重量
• 最大支持点間距離
• 最少支持点間距離
• 最大ロータ径
• バランシング精度: 0.2g.mm (ISO 2953)
• ロータ回転速度

バランシング条件

• ISO 1940/1 に準拠


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